私がインド刺繍リボンに惹かれたのは、ある日SNSで目にした、カラフルで繊細な刺繍のリボンでした。

その頃、ちょうどハンドメイド界隈では「インド刺繍リボン」が大人気になっていて、いろんな作家さんが作品に取り入れているのを見て、私も「実際に手に取ってみたい！」という気持ちがどんどん膨らんでいきました。

でも、日本で買えるものはまだ限られていて、「もっといろんなデザインが見たい」「自分で選びたい」という気持ちが強くなり、

気づけば私は「どうやったら仕入れができるのか？」「直接インドから取り寄せるには？」と、本格的に調べ始めていました。

ネットを駆使して、現地の問屋情報、輸入の仕組み、インドの文化や取引の特徴…

知らないことばかりで大変だったけれど、それ以上にワクワクする気持ちが勝っていました。

そしてついに、インドの業者さんとコンタクトを取り、直接リボンを仕入れることに。

初めて届いた荷物を開けたときの感動は、今でも忘れられません。

ぎっしりと詰まった色とりどりの刺繍リボンたちは、まるで宝石箱のようでした。

それ以来、インド刺繍リボンは私の創作活動に欠かせない存在になり、今では自分で選んだリボンを販売したり、作品に取り入れたりしています。

ひとつひとつ違う個性を持ったインド刺繍リボンたちが、どんな方の手に渡って、どんな作品になるのか…

そんな未来を想像しながら、今日もまたリボンを手に取っています。